おたからや横代北店の山角です。

今回は北九州市小倉南区のお客様より、フェラガモのバッグを買取させていただきました。

ありがとうございます！

フェラガモはイタリア発祥のブランドとして有名です。ブランドを創設したサルヴァトーレフェラガモは、最初に作り上げたアイテムは、妹のために作った靴と言われています。サルヴァトーレが9歳のときのエピソードです。

9歳で靴を作るとはなかなかのエピソードですよね。

サルヴァトーレに妹が生まれ、教会で洗礼式という儀式に参加することになります。しかし、フェラガモ家は貧しく、洗礼式のための白い靴が買えなかったのだとか。

サルヴァトーレは妹のために徹夜で靴を作ります。そもそも物心つく前から靴職人の所に入りびたり、観察していたようで、もともと靴作りに興味はあったようですね。当時は意外にも靴職人は底辺の仕事とされていました。

サルヴァトーレには、他にもいろいろな逸話があります。靴職人として独立するのは12歳のころですし、16歳には事業を成功させてアメリカに渡っています。アメリカではサンタバーバラで出店し、ハリウッドスター御用達の店になります。

サルヴァトーレのもっとも驚いたエピソードは、足が痛まない靴を作るために解剖学を学んだというエピソードです。南カリフォルニア大学で解剖学を学んでいます。靴への情熱、、なみなみならぬこだわりを感じますよね。

素晴らしい靴を作ることに情熱を注ぎすぎて、ビジネスをおろそかにしてしまい破産もしています。世界恐慌という要因もありますが、サルヴァトーレ自身が資産を持っていなかったという原因もあります。時代的に資産を保有していない人はビジネス的に信頼を得られないという時代でした…。このこともあり破産を機に宮殿を買うので、ふり幅が広いところも面白エピソードかもしれません。笑

このように、波乱万丈な人生ですが、職人が作り上げたブランドの品物は、靴でもバッグでも確かなお品物、ということですね。

おたからや横代北店では、各種ブランドの靴、バッグの買取をしております。ブランド品の買い替えや、整理をご検討されている場合はぜひ当店にお持ちください。