小倉南区のお客様 セリーヌボストンバッグ買取しました!
ご覧いただきありがとうございます。
おたからや横代北店の林です。
小倉南区のお客様からセリーヌのボストンバッグのお買取りをさせていただきました。
ありがとうございます!
定番のマカダム柄ですね。
セリーヌといえばこの柄、っているイメージがあるんですが、実はもう販売していないんですよね。
今回は惜しまれつつ販売が終了したマカダム柄についてご紹介していこうと思います。
世界的ファッションブランドであるセリーヌ。創業は1945年。セリーヌ・ヴィピアナとヴィピアナの夫によって創業されました。創業当時、セリーヌは子供向けの高級靴を製造し、販売していました。
高級感のあるデザイン、安全性の高いつくりが好評で、パリの上流階級層を中心に大人気のブランドとなりました。
セリーヌの高い技術が認められ、街の婦人たちから「大人用もつくってほしい」との声があり、1959年からセリーヌは婦人用靴の販売も手掛けていきます。馬具のくつわ型金具をデザインに使用したモカシンの「インカ」は、斬新なデザインが評判となりセリーヌを代表する人気商品となりました。勢いはとどまらず、靴以外の商品も幅広く拡大し、1967年にはプレタポルテコレクションを開始したりなどファッションブランドとしての地位を確立していきました。
ですがセリーヌは流行の廃りから低迷期を迎えることになります。
それまで流行とされていたB.C.B.G(上流階級向けのフレンチカジュアル)は、セリーヌの代名詞と言われていました。
B.C.B.Gの流行が終わりを迎えると同時に、セリーヌの経営は傾き始めハイブランド最大のグループ企業「LVMH」に買収されることになります。
この低迷期を乗り越えるきっかけになったのが、セリーヌマカダムです。
マカダムとは、2003年にデザイナーのマイケル・コースが発表したセリーヌの代表シリーズで、デザインにその名の意味が込められているのです。
砕石という細かく砕いた石を敷き詰める道路舗装の「マカダム式舗装」が名前の由来で、細かく砕いた石が等間隔に並べられている道路をイメージして作られています。個性を感じさせるデザインが評判でセリーヌの人気商品となりました。2008年、元クロエのデザイナーフィービー・ファイロが就任し、現在のセリーヌ代表アイテム「ラゲージ・バッグ」が生まれたことでマカダムの生産は中止されてしまいました。
ですが、若い世代の間でヴィンテージアイテムを身につけるのが流行となった今、人気が再燃しています。
ヴィンテージアイテムは新品で購入するよりも値段が安いですし、10年20年経っても色あせない魅力が若い世代に受け入れられる要因と言えるでしょう。
マカダムはヴィンテージアイテムの中でも販売が終了されているいわゆるプレミア品です。希少性の高いアイテムを欲しくなるのは、若い世代の特徴でもあります。そういった側面からマカダムシリーズの人気が今になって再燃しているのではないでしょうか?
当店ではもちろんセリーヌのアイテムも買取強化中です!
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