それから間もなくルイ･ヴィトンは、パリのマレシャル氏のアトリエで重宝される職人となりました。

これが、ルイ･ヴィトンの極めて特殊な職業の原点であり、木箱、そして後にトランクを顧客の要望に沿って特別注文で作る彼の職人的な製造業者としての経歴のはじまりでした。

ルイ･ヴィトンはマレシャル氏のもとで17年間働き、その後ヴァンドーム広場からほど近い、ヌーヴ･デ･カプシーヌ通り4番地に自らのアトリエを開き1886年、ジョルジュ･ヴィトンは、旅行用トランクがそのまま厳重な金庫となる、画期的な錠前のシステムを開発しました。

「タンブール」は2002年にルイ・ヴィトンの初のウォッチコレクションとして誕生した。「タンブール」とはフランス語で「太鼓」。

独特のケースは太鼓を模したもので、1540年に南ドイツで製造された携帯用小型時計＝ドラム型時計に由来します。

そして興味深いのは、そのカタログで掲載されているのが「旅行用アクセサリー」というページであり、ほかに「ビジネス用アクセサリー」のページもあるのだが、「旅行用アクセサリー」に載せられています。

つまり「タンブール」を誕生させるずっと以前から、ルイ・ヴィトンにとって時計は旅がテーマであったのです。

当店もブランド品はもちろん、時計・バッグ・貴金属・アクセサリー・商品券・古銭・古美術品・家電製品・など多種多様にお買取りを行っておりますので、お出かけの際にはお気軽にお立ち寄りください。

スタッフ一同皆様のご来店をお待ちしております。