おたからや横代北店の林です。

今回はタグホイヤーの時計をお買取させていただきました。

こちらの時計はお客様からの申告通り保存状態があまりよくなく、不動、パーツが一部紛失しておりましたが何とか2万円のお値段まで頑張ることができました！

ロレックス、オメガ、パテックフィリップ等、ブランド時計の価格相場が上がっている昨今ですが、タグホイヤーは変わらずのコストパフォーマンスを保っています。

高級時計ブランドを価格帯でカテゴリするならば、タグホイヤーはエントリー～ミドルクラスといった立ち位置になります。
しかしながられっきとした高級時計ブランド。ファッション業界きっての大手グループLVMH(ルイヴィトンモエヘネシー)の傘下企業で、ルイヴィトン、ウブロ、ゼニス、ブルガリといったハイブランド群のメンバーの一員です。

にもかかわらず、タグホイヤーはコストパフォーマンスが良い、といったイメージがあり、実際に価格の安さを実現しています。

それもそのはず。タグホイヤーのコンセプトは「手の届くラグジュアリー」です。

タグホイヤーのターゲット層は若年層から年配者までと幅広く、若い世代でも「ステータスある高級時計がほしい」というマインドがあることを理解し、10万円台で購入できる安い価格帯の商品を用意する。一方である程度の年齢になったのでハイエンドラインが欲しい、という方に対して50万円～70万円の価格帯のモデルを用意するなど、様々なニーズに応えられる幅広い商品構成を行っているのです。

しかし、若い世代に向けてターゲットを広げすぎると「安っぽい」「チープすぎる」などブランドのイメージを下げてしまいかねません。

しかしタグホイヤーは決して安っぽいといったイメージはなく、むしろ時計としての品質も高級感も競合他社と遜色ありません。

その秘密は生産ラインにあります。タグホイヤーは歴史的に高い時計製造技術と、効率良い生産ラインを持っているため、1本の製造にかかる原価が圧倒的に安くなるだけでなく、時間をかけずに大量生産することが可能なのです。

タグホイヤーが安いのに高い品質を保つ理由、高級時計として人気を誇る理由は、

①ターゲットが幅広く、また、自社のポジションが競合他社と明確に異なるから

②コストを抑えた生産ラインが確立しているから

ではないかと思います。

近年ではスマートウォッチ市場にも参入するなどとどまるところを知らないブランド、タグホイヤー。

そんなタグホイヤーの時計を手放す事を考えている方は是非！当店にお声がけください。

時計好きなスタッフが全力で査定させていただきます。