あらためて金が高騰してるのは全く興味がない人でも、ニュースなどで誰しも聞いたことはあると思います。他の金属に比べ格段に輝きがありとにかく錆びにくいという特徴の金は、青色のみを吸収し、青以外の光を反射する為、美しい輝きを放ち他の金属とは一線を引いていると言えるでしょう。よく１８Kや２４Kなどありますが、混合物の少ない金ほど数字があがり、イコールで金の純度が高いので同じ重さでも価値が大きく変わってきます。しかし純度が高ければ高くなるほど柔らかくなっていくのでアクセサリーの科加工等を考えるとほどよい純度により硬度があり加工しやすいため、１８Kが人気でジュエリーに最も利用されています。

その輝きから人気の金は地球上に存在する金の量に限界があり、金の年間採掘量を考えるとあと10年〜15年程度で新たに採れる金はなくなってしまうと言われています。勿論今後技術力が進歩し、今までは手を出せずに採掘できなかった場所などから新たに金を採り出せるようになるかもしれませんがそれはまだ未知ということで、、、。

金は、その希少性の高さに加えていろいろなものに活用できる金属として重宝されているため、価値が高くなっています。急な損出を被ることはなく、いつでも現金や不動産など他の資産に変換できると言う理由から手元に置いておきたいという資産であり、金以外の投資対象としては、株式や債券などの金融商品が代表的ですが、企業や国が破綻してしまえば、価値がなくなるリスクがあります。 

そして2022年に入ってから起こったロシアによるウクライナ侵攻の影響など世界情勢を脅かす事態が起こると、株式をはじめとした金融資産の価値が下がるため、代わりとして安全資産である金への需要が高まります。