今回は北九州市小倉南区のお客様より商品をお買取りさせていただきましたありがとうございます。ブラックパールとは、 黒い真珠のこと。メタリックに輝くブラックカラーで、オニキスやモリオンのようなブラックではなく、グレーっぽく見えるでしょう。よくよく見るとブラックの中にレッドやグリーンを感じられ、ブラック1色ということはありません。ブラックパールつまり黒真珠は、ブラックカラーの真珠の総称です。貝の種類は1つではなく、白いパールを染色してブラックにしたものもブラックパールと呼ばれます。すべてが天然というわけではありません。天然のブラックカラーは黒蝶真珠と呼ばれるもののみです。パールとは和名を真珠といい、ホワイトが一般的。炭酸カルシウムを主成分としていて、母貝の中で核の周りに分泌液を何層にも重ねることで生成されます。冠婚葬祭のアクセサリーとしても人気があり、一般的にアクセサリーとして流通します。天然ではなく養殖が圧倒的に多いでしょう。ブラックパール（Black Pearl）は、ブラックカラーのパールであることが由来です。パールの語源は、ラテン語で「洋ナシ」を意味する「ピルラ（perla）」や、「二枚貝」を意味する「ペルナ（perna）」 だとされています。ブラックパールの和名は「黒真珠（くろしんじゅ）」です。かつて、宝石や宝物を表す「玉（ぎょく）」という言葉がありました。これは山や陸地で採れるものを表す言葉であり、海で採れる宝石や宝物は「珠（しゅ）」と呼ばれていました。海で採れる特別な宝物であった真珠は、「真のたからもの」という意味を込めて真珠と呼ばれるようになりました。ブラックパールは天然ではなく養殖であることがほとんどで、世界で初めて養殖に成功したのが日本です。1961年に沖縄県の石垣島で養殖に成功し、その技術が1961年にタヒチに渡りました。今やタヒチはブラックパールの生産量の大半を占めていて、お土産屋さんはもちろん、街中で現地の女性が気軽に身に着けているほどになっています。ブラックパールは、タヒチではオロ神にまつわる宝として知られています。オロ神とは、戦いの神であり豊穣をもたらす存在。人々に黒蝶貝を与えたという伝説があったり、ボラボラ島に住んでいた人間の女性に愛を誓ってプレゼントしたという逸話もあります。

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