1988年から今に至るまで、英国王室属領マン島では通称キャットコインと呼ばれ 猫をデザインしたコインが毎年発行されています。

毎年異なる品種の猫をデザインして発行されたこのシリーズは、世界中の猫好きな人々から愛されて人気を博しました。今尚銀貨や白銅貨などのコインが発行され続けていますが、2012年を最後に金貨の発行はなくなり、今や入手困難な金貨シリーズとなってしまいました。

グレートブリテン島とアイルランド島の間、アイリッシュ海のほぼ中央に位置する島。面積は約572km2で、東京23区よりも小さい。人口は約86,000人だが独自の議会と憲法、政府を有し、イギリスポンドと等価の独自通貨「マン島ポンド」を発行、流通させている。イギリス王が島の領主とされているが、イギリスという国家の一部ではないためイギリス政府の権限が及ばず、外交・防衛以外の高度な権限自治権を持っている。

マン島の主要産業は農業と観光、金融サービスに加え、記念切手と記念コインの発行が盛んである。

また、世界的に有名なオートレースの開催地としても世界に知られています。