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おたからや横代北店の小柳です。

今回は北九州市小倉北区のお客様よりジラールペラゴをお買取させていただきました。

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スイス時計の代表の一つジラールペラゴ。その歴史はジュネーブで活躍した時計師・宝石職人のジャン=フランソワ・ボットの時計作りにはじまりました。

ジラール・ペルゴが創業年と位置づける1791年は、卓越した時計師ボットが始めて時計を作った年。その後、ボットは自らヨーロッパ各地に赴いて販路を開拓し、時計の一環製造を行う自社一貫生産工場を設立しました。この工房には180人が働き、在宅で作業する120人の職人を抱えたという。その結果、ボットはパリやフィレンツェに店を展開し瞬く間に各国の上級階級から支持を得ました。

やがて1906年、ジラール・ペルゴがジャン=フランソワ・ボットの工房を引き継ぐことでふたつの流れが一体となり、現代のジラール・ペルゴの基盤が完成しました。

そして1860年代頃から平行する3つのブリッジでトゥールビヨンや香箱、輪列を保持する機構を開発。これを採用した懐中時計は1867年の第2回パリ万博で賞を受け、1889年の第4回パリ万博では同機構のスリー・ゴールド ブリッジ付トゥールビヨン「ラ・エスメラルダ」が金賞を獲得した。このスリー・ゴールド ブリッジのデザインは今も継承されています。また、1880年ごろにはドイツ皇帝ヴィルヘルム1世からの注文でドイツ海軍に腕時計を開発・納入。これが実用的な意味を持つ史上初の腕時計といわれています。

まさに腕時計の歴史を大きく変えたメーカーです。