アクセサリーにも使用される金属がいろいろありますが、プラチナという金属は、柔らかくてよく伸びる特性がある為、繊細な加工に非常に向いていると言われています。しかしその反面、衝撃を受けるとすぐ変形したり傷ついてしまうというデメリットがあるので、宝飾品に使用する際はプラチナに他の金属を混ぜ合わせ、強度を上げる割り金をします。

つまりPt900とは、90％のプラチナに対して10％ほど他の金属を入れ、強度を高めたものを指します。

他金属を10%混ぜ合わせているPt900は非常にバランスが良く、長持ちします。

Pt900は他のプラチナに比べても純度と強度のバランスが良いうえに、劣化しにくい性質があるため、サビが発生しづらいのも特徴ですね。

ただプラチナは投資商品の1つでもあるので、価値としての事を考えインゴットとしてPt1000を買われる方もおられます。実際この考えは正しいです。

しかしプラチナの粘性上、pt1000レベルになってしまうと、柔らかすぎてアクセサリーとしては適しません。

身に着けるアクセサリーはpt900、もしくはpt950が歴史の試行錯誤の中で生み出せた黄金比ということですね。

大切なアクセサリーが思わぬ価値があるかもしれません。