おたからや横代北店の山角です。

今回は北九州市小倉南区のお客様より都道府県のメダルコレクションをお買取りさせていただきました。

ありがとうございます！

日本のコインセットでもよくミントセットなどと呼ばれますが、そもそもミントマークというものがあります。これが日本の貨幣セットがミントセットと呼ばれる理由とも言えます。ミントマークとは、コインを鋳造した場所を特定するため、コインの図案及び銘字とは直接関係のない、アルファベットや図案をコイン上の特定の位置に付加したもののことです。これをミントマークと言います。原則として、小さい表記、そして邪魔にならない位置に記すと決まっています。

コインというものは、ふつう自分の国の造幣局で鋳造されます。自国の中で造幣局がいくつも存在したり、昔のスペインやイギリスのように、海外にたくさんの植民地があるような場合は自分の国以外にも造幣局があり、そこでコインを鋳造することも多かったのです。自国のコインなのかそうでないのか、これを特定するために付けられるのがミントマーク、というわけです。

ちなみにコイン収集の世界において、このミントマークはかなり重要視されています。同じコインでも、ミントマークの違いがあるからす。作られた場所や国つまりはコインの造幣局の場所、その時代や政治的背景、生産量など、コインが価値が高くなる理由はたくさんありますが、ミントマークそのものによって希少価値が異なる場合が少なくありません。同じ国で作られたコインでも、鋳造所が異なると当然刻印も異なります。そう考えるとかなりの各種のバラエティーが存在することになりますね。

都道府県メダルコレクションの販売製造元としてフランクリンミント社が有名ですが、実はこのミント社という社名とミントマークは関連がありません。ミント社は完全に社名なので…。アメリカで創業した大手販売会社で、元々切手やコインからスタートした会社なので、ミントマークから社名を連想したのかもしれないですね。

おたからや横代北店では、各種コイン、メダルの買取を行っております。ご自宅の整理やお片づけをされれる方が増えています！身の回りやお持物の整理してすっきりしませんか？ご依頼、ご来店お待ちしております！