小倉南区のお客様 貴金属、べっ甲買取しました！
ご覧いただきありがとうございます。
おたからや横代北店の林です。
今回は遺品整理で出てきた貴金属のお買取をさせていただきました。
金や色石については以前もお話しましたので、今回はべっ甲のお話をしようと思います。
べっ甲はウミガメの一種のタイマイの甲羅が原材料です。昔から日本は櫛やかんざしなどの装飾品をつくるのにべっ甲を利用していました。日本最古のべっ甲製品は約1400年前に小野妹子が皇室に献上したものと言われています。
現在は1975年に発行された絶滅危惧動物を守るワシントン条約によってタイマイの甲羅は輸出入が禁止になっています。
そのため、現在販売されている鼈甲の商品は禁止になる前に輸入していたものや、水牛や合成樹脂などを用いた鼈甲調のものになります。
そんな長い歴史をもつべっ甲。売却時に価値を落とさないためにもしっかりと保管しておきましょう！
べっ甲をはじめとする骨董品は、基本的にきれいな状態であるほど査定金額が高くなりやすいです。
例えば、べっ甲のメガネを保存する場合は乾燥するとヒビ割れたり虫食いに遭います。べっ甲は動物性タンパク質が主成分で、汗などの酸性に非常に弱いです。
汗や皮脂が付いたまま手入れせずにいるとべっ甲の細胞組織の層のスジが出てきたり、表面がささくれ立ち、艶がなくなってしまいます。
お手入れをする場合はメガネクロスなどの柔らかい布で拭き、防虫剤と一緒に保管しておきましょう。直射日光が当たる場所や、温度・湿度の変化が激しい場所も避けた方が良いです。
保存状態のいい製品はもちろん、虫食い、曇り、ささくれ立っていても買取させていただきます！
べっ甲製品を手放す際には是非！当店にお声がけください。
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