「ヌメ革」のヌメとは、原材料ではなく革の加工方法のことを表す言葉で、植物の渋の成分「タンニン」を用いてなめした皮革がヌメ革です。特別な表記がない限り牛革が使用されていることがほとんどです。

【ヌメ革の弱点】

革自体は丈夫ですが、表面加工を施していないためすり傷には弱い

ヌメ革は非常に水に弱いため、雨などで濡れると簡単にシミができてしまう

上記のとこから使用する際は，当てたり濡らさないことが大事です。

雨に濡れるとシミができてしまうので防水スプレーなどを使用するとよいでしょう。その時はスプレーでむらができないように注意して下さい。

カビは一度発生してしまうと、落とすのも大変なので発生させないことが大切です。日頃から湿気のない乾燥した場所に保管し、ヌメ革のバッグやお財布などを長期間使用しない場合は、革用の乾燥剤などを入れて風通しの良い場所に保管します。ルイヴィトンの製品であれば購入した時に保存袋が付属していますので、きちんと収納して保管するようにしましょう。

ヌメ革の表面に薄くデリケートクリームを塗り、布できれいに拭き取って仕上げます。乾燥によるひび割れを防いでくれます。そして防水スプレーです。使用した後も、乾拭きしてデリケートクリームを塗ってあげると良いです。

ご自宅にヴィトンが眠っているという方は一度お手入れをしてあげて下さい。

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