約6000年前に誕生したのち、古代ローマ時代に発展し、現在も制作され続けています。
当時は装飾品としてだけでなく、お守りや印章としても身に着けられていました。

時代が移り変わるなかで、彫りを施される宝石やモチーフは変化してきましたが、カメオは大きくその形を変えたわけではありません。
古代ローマ時代には、すでに現在と変わらない形であったと伝えられています。

何千年もの時を超えて愛され続けているカメオ。
一目でカメオとわかるモチーフといえば、女性の横顔ではないでしょうか。

今回お買取りしたこちらの画像のものもそうですが、なぜカメオのモチーフに女性の「横顔」が多いのかと言いますと「正面」の顔はカメオ彫刻の中で最も難しい構図だからです。

かなりの技術力がないと彫れないため、数自体が横顔のものに比べても少なくなっています。

ほかにも動植物や神話、天使などのモチーフがありますが、大切な人を身近に感じられるジュエリーとしてもカメオは流行しました。
写真がない時代だからこそ、肖像彫刻を残すことは権力の象徴であったり、
貴婦人たちの間で流行った美と若さを永遠に残すトレンドであったり…
一つとして同じものはないカメオは、きっと当時から特別なものだったのかもしれませんね。

おたからや横代北店では貴金属、ジュエリーもちろんカメオも高価お買取りできます。

ご売却をお考えの方は当店にどうぞお気軽にお越しください。

よろしくお願いします。